美味しい日本茶を淹れたいのに、意外と難しい…なんて思っていませんか?
お茶屋さんで淹れてくれたお茶は美味しかったのに、自分で淹れるとなぜだか味が違う。せっかく買った日本茶や、頂いた日本茶があるのであれば、ぜひ美味しく日本茶を淹れるコツを知りたいですよね。
私の実家は静岡茶を長年販売していました。静岡県出身の父親が淹れてくれる日本茶はとてもコクがあって美味しいのです。それを私は小さい頃から飲み慣れていたので、美味しい日本茶と、マズイ日本茶の差を自然と理解できるようになりました。
そんな私が、”美味しい日本茶を淹れる極意”を伝授いたします。
それは、お茶ミルを使うこと!急須は使いません。
期待はずれの答えかもしれませんが、お茶ミルを使うと、急須無しでもまるでお茶屋さんのような美味しいお茶になります。まさに、私の父親が淹れてくれた、コクのあるお茶を誰もが簡単に淹れることができるのです。
私もお茶ミルを使う前は、急須で淹れていました。父親がお茶を淹れるのを小さい頃から見ていたので、正しい手順で。まずはお湯を冷まして(70度程度に)、冷ましたお湯をお茶っ葉の入った急須に注いで、一回急須から湯呑みに注いで、さらに注いだお茶を急須に戻して、急須からお茶を注いで美味しいお茶の出来上がり!きちんと淹れたお茶はとても美味しいのですが、正直手間がかかります。それをお茶ミルはモノの見事に解決するのです‼️
【お茶ミルとは】
お茶ミルとは、お茶っ葉を粉末状に摺る(する)専用の道具です。細かく粉末にしたお茶に、お湯を注ぐだけであっという間に美味しい日本茶が出来上がります。
Amazonを見ると、お茶ミルは2,000円台から1万円円台まで幅広くありますが、ちなみに私は4,000円程度の製品を7年ほど使用しております。
【お茶ミルのメリット】
1.とても簡単に美味しいお茶が淹れられる
擦ったお茶に沸かしたお湯を注ぐだけ。気が抜けるほど簡単です。
2.急須が要らない
擦ったお茶は湯呑みに直接入れるだけなので、急須要らずで経済的。
3.お茶の出がらしがでない
擦ったお茶を丸ごと飲むことができるので、ゴミも出なくて、楽ちん。
4.お茶を淹れるテクニックが要らない
擦ったお茶にお湯を注ぐだけなら、誰でもできますよね!しかも、できるお茶はお茶屋さんレベルの味わいです。
5.使用するお茶っ葉の量が少なく、経済的
お茶を捨てずに、余すことなく使う為、結果的に使うお茶っ葉の量が少なくて済みます。以前はあっという間にお茶っ葉がなくなりましたが、一袋購入しても結構長持ちします。(急須で日本茶を淹れる時の1/3の量で済むそうです)
6.お茶の健康成分を丸ごと摂取できる
お茶にはさまざまな成分があると言われていますが、急須で淹れたお茶以上に、丸ごと摂取しやすいのが特徴です。
タンニン・カテキン:ダイエット作用、虫歯や口臭予防作用、抗菌作用、抗ウィルス作用、血圧抑制作用、コレステロール作用など
ビタミンC:美容や風邪の予防効果
テアニン:血圧降下
フッ素:虫歯予防
カフェイン:覚醒作用、利尿作用
【お茶ミルのデメリット】
あえて言うならば…
1.急須で淹れたい正統派には不向き
急須で淹れる儀式的なスタイルを好む人は当然向きません。私はコーヒーもコーヒープレス(紅茶を淹れるような器具で、フレンチプレスとも言う)で挽いたコーヒー豆にお湯を注ぐだけで淹れます。美味しければ、スタイルは問わない!結果主義の方にはお茶ミルはおすすめです。
2.お茶ミルの購入代がかかる
多少、お茶ミルの購入代は発生しますが、急須を将来購入し直すことや、お茶ミルを使うとお茶っ葉の費用が抑えられるので、トータルで考えると、お茶ミルは経済的だと思います。
【結論:忙しい現代人こそお茶ミル!簡単に美味しいお茶が飲める】
日本茶は飲むだけで、ビタミンC摂取できてヘルシーだし、テアニン効果でホッとリラックスする美味しい飲み物です。でも、急須で淹れるには少し技術が必要だし、正直手間がかかる。それを解決するのがお茶ミルです。普通の人が、いや外国人でさえも日本茶を美味しく味わえる為のお助け道具がお茶ミルだと思っています。ぜひ、少しでも多くの人にお茶ミルを手に取ってもらい、日本茶を楽しんでもらえたらとても嬉しく思います。
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