グラスゴーの玄関口セントラルステーション駅から電車に一時間程揺られ、その後、30分のフェリー旅でここビュート島へ辿り着く。
グラスゴーの人達にとっては気軽な保養地と言ったところだろう。ボート遊びも出来るし、カフェやレストラン、自分達で調理できるキッチン付きのコテージも沢山。
この島を訪れて欲しい理由は、リゾート的な雰囲気だけではない。マウント スチュアート ハウスだ。19世紀に存在したビュート侯爵が芸術に強い興味を持ち、屋敷、そして様々な芸術、調度品を収集した結果を観ることが出来る。
玄関を入ると、片田舎の島にあるとは信じ難い、美しい装飾の部屋が待っている。ここはイタリアの教会？とでも言いたくなる様なセンスあるデザイン。まずはじっくりご覧あれ。
マウントスチュアートハウスの天井を見上げると、星座のようなものが見える。実はこれは星と星の軌道を描いたもの。ビュート侯爵はアマチュア天体学者でもあり、彼の住む屋敷全てに天体観測ができる部屋を作ったほど。屋敷の天井を見ながら、芸術と宇宙の会話をしていたのかもしれない。
【今回訪れたお屋敷】Mount Stuart
住所：Rothesay, Isle of Bute PA20 9LR, United Kingdom
Mount Stuart - Experience the past. See the future.
A 19th-century mansion with extravagant interiors and expansive gardens. Learning is at our heart – ...
www.mountstuart.com
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