『シェットランドへ行った事ある?』とスコットランド人に聞いてもYesと答える人はほとんどいないほどレアな旅地。そもそも英国領土の最北端。天候はスコットランドで指折りの不安定感を誇り、北海の荒波が打ち寄せるし、ふだんから太陽を求めて止まないスコットランド人はわざわざ訪れないのかもしれない。私達も実際、訪れた最後の日のみが唯一のピーカン晴れ日。曇り空と雨が今でもシェットランドのイメージである。
シェットランドへはスコットランド国内航空機Logan airで。スコットランド最大都市グラスゴーから約一時間。時間はかかるけれどフェリーで行く事も出来る。シェットランドは広いので、空港近くでレンタカーを借りた。久しぶりのマニュアル車。英国ではまだまだマニュアル車健在で、特に小型車のレンタカーはオートマ車がない事もあるので要注意。
シェットランドの中心地はラーウィックという街。お土産物屋さんや、カフェ、レストラン、ホテル、そして色とりどりの建物が並ぶ街。
シェットランド諸島をはじめ、スコットランドの島々には海外から移り住んだ人々が多く住む。ラーウィックでたまたま立ち寄ったカフェはフランス人経営。クロックマダム美味しかったなあ。
シェットランドは海に囲まれているので海産物も勿論美味しい。スコットランドで一番美味しい称号を獲得したフィッシュ&チップス屋さんがあるので機会があれば是非。
シェットランドは15世紀までノルウェーの支配下にあったので、スカンジナビア文化、そしてヴァイキングの影響や文化が残っている。
そしてシェットランドセーター。島内に生息する羊の毛をハンドメイドで編んだセーターは、手つかずの自然が残る島をイメージさせるデザイン。昔は海で働く男性の身体を温め、今は温かみある伝統的な柄が根強い人気を誇る。
【今回訪れたフレンチカフェ】C’est la Vie
住所:181 Commercial Street, Lerwick, GB ZE1 0HX
【今回訪れたフィッシュ&チップス屋】Frankie’s Fish & Chips
住所:Brae, GB ZE2 9QJ
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